エンジンオイル・・・知らないと大変な事にも!?

『冷えている時だけ異音がする』とお客様からお電話を頂きました。『ガソリンスタンドで「キャンペーン中の安いオイルがある」と勧められて交換してから・・・』との事(-_-;)  ここまで聞いてピンときた方はさすがです(^-^)

エンジンオイルにはたくさんの種類があります。その中でも知っておかなければならない重要なことが、規定オイルは何かと言うことです!車にはそれぞれメーカーが車種ごとに指定したオイルがあります。エンジンをスムーズに動かし、燃費のいい走行をするためには規定のオイルを使用するのが絶対条件です。例えば血液型A型の人にB型を輸血したら大変なことになりますよね。車にとってみたらそれくらいの事かもしれませんよ。

オイルの容器には「5W-30」のような数字があります。これはオイルの低温時での粘度と高温時での粘度を表した数字です。前の数値(5W)が「低温時」での粘度で「W」が「Winter(冬)」つまり寒い「冬」の粘度を表したものという事になります。この数値が小さいほど「低温時でも柔らかいオイル」であることを意味しています。「朝一のエンジンの始動性が良い」や低粘度のため「燃費が良い」などの効果があります。低燃費車に使用されている「0W-20」のような省燃費オイルもあります。

さて、異音がするとおっしゃっていたお客様のお車は「0w-20」が規定オイルでした。ところが「10w-30」のオイルを入れてしまっていたようです。『安いから』『何でも同じでしょ』そんな感じでオイルを選んでは後でエンジントラブルになる可能性もありますので規定のオイルを使用してくださいね。

当社では、指定店でしか取扱っていない「ザーレンオイル」を使用しています。南米ペンシルバニア産の原油から精製された上質のオイルです。もちろんプロのメカニックがそれぞれのお車に最適なオイルをチョイスいたしますので、是非ご利用してみてください!!

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